FIELD NOTE シーンガイド

フロアガール / フロアボーイって何してる人?

クラブのフロアで動いてる『フロアガール』『フロアボーイ』というスタッフの役割と、客との関わり方を解説。

フロアガール / フロアボーイって何してる人? — Pixabay
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クラブにいると、フロアで客のグループに混じって話してる、明らかにスタッフっぽい人を見かけることがあります。バーテンでもないし、ガードでもないし、誰?って。

これ、フロアガール (もしくはフロアボーイ) と呼ばれてる役割の人たちです。主に大箱・中箱の文化。

何をしてる人?

フロアガール / フロアボーイの仕事内容は、ざっくり次のような感じです。

客と会話する。一人で来てる客、グループで来てる客、両方に話しかけて場を温める。

お酒の販売。シャンパンやボトル系のドリンクを「いかがですか?」って勧める (シャンパンコール で書いたボトル文化と連動)。

客同士を繋げる。「あちらのテーブルの方が話したがってて」みたいなセッティング。

フロアの空気を読む。盛り上がりが落ちてる時に客と話して、ちょっとテンション上げる。

要するに、フロアの潤滑油 みたいな存在。バーテンが「カウンターの後ろから注ぐ人」だとしたら、フロアガールは「フロアを動き回る人」。

どの箱にいる?

大箱 (キャパ 500 人以上) には基本いる。VIP シートとボトル販売の文化があるところ。

中箱 (200〜500 人) でも、ボトル販売を頑張る箱にはいる。

小箱・音箱・DJ バーには、基本いない。これらは客がそれぞれ自由に楽しむ場所で、スタッフが客に話しかけて回る文化が無い。

なので、音箱・チャラ箱・大箱・小箱の違い で書いた通り、大箱・チャラ箱寄りの文化として理解しとくと早い。

話しかけられた時の対応

フロアガール (ボーイ) から声をかけられたら、

普通に喋っていい。仕事で来てるけど、雑談として自然に接してくれる人が多い。

お酒を勧められた時、欲しければ買えばいい、要らなければ「あ、大丈夫です」で普通に断っていい。しつこく粘られることはほぼ無い。

「あちらのテーブルの方が」とセッティングされた時、興味あれば話しに行く、無ければ断る、どっちでも OK。

ナンパじゃなくて仕事なので、変なプレッシャーは感じなくていい。

ホスト / キャバ嬢とは違う

フロアガール (ボーイ) は、ホストクラブの店内に座って指名で接客するスタイルとは違います。

フロアを自由に動き回って、不特定多数の客と話す。

特定の客に指名されて長時間付くわけじゃない。

「ボーナス」「指名料」みたいな個別課金は、基本的にクラブには存在しない。

ただし、その人を介してボトルを開けた場合、その販売実績がフロアガールに帰属する、っていうインセンティブは中で動いてる。

「フロアガールが勧めたから買わなきゃ」とは思わなくていい。

小箱でこの役割はない

繰り返しになりますが、小箱や音箱寄りの夜には、フロアガール / ボーイは基本いません。

小箱では、オーガナイザー、レジデント DJ、バーテン、店長クラスのスタッフが、客と直接コミュニケーション取る。「フロア専門に動き回る販売員」っていう分業が無い。

なので、ぼっち問題 で書いた通り、小箱で誰も話しかけてくれない夜は、それはイベンターの作り方の問題。

大箱で「話しかけられたい派」なら

「クラブ行ったのに誰とも話せず終わった」が嫌な人は、フロアガール (ボーイ) が動いてる大箱のチャラ箱寄りの夜を選ぶと、確実に誰かが話しかけてくれます。

ただしこれは、シーンの音楽体験というより、夜の社交体験 として理解した方がいい。求めるものが違うので、混同しないこと。

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ここまで読んだら、現場を見るのが早い

整理した内容は、フロアに立ってはじめて腑に落ちます。今夜の観測から近い時間・近い箱を選んでみてください。

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