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東京の小さなクラブ、はじめて行く夜のはなし

渋谷や代々木の小箱に、はじめて行く前に知っておくと安心することを、現役 DJ の友人目線でぜんぶ話します。料金、服装、時間帯、帰り方まで。

東京の小さなクラブ、はじめて行く夜のはなし — Pixabay
Photo by binmassam on Pixabay

「クラブに行ってみたいけど、何も分からなくて怖い」っていう話、ほんとよく聞きます。だいたい不安の中身は決まってて、料金・服装・時間・帰り方 のどれかです。順番に話しますね。

まず、行く時間の話

渋谷や代々木の小箱だと、フライヤーに「OPEN 23:00 / START 23:00」みたいに書いてあります。これを真に受けて 23 時ジャストに行くと、フロアに人が 5 人しかいなくてちょっと気まずい。よくある話です。

東京の小さなパーティーは、人が増えてくるのが大体 1 時前後、フロアがちゃんと動いてるのは 1 時半〜4 時くらいの帯。なので、はじめての夜は「1 時に着くように家を出る」くらいでちょうどよかったりします。

例外は、フライヤーに「START 22:00」って書いてあったり、ゲスト DJ のプレイ時間が予告されてる時。その時間帯目掛けて来る人が多いので、それに合わせます。

今夜の現場 を見ると、23 時開始の夜が多数派なのが分かります。

料金は、ドア + 1D + ドリンク 1〜2 杯

東京の小箱の料金の組み立ては、ほぼ次のパターン。

ドアチャージで 2,500〜3,500 円、それに 1 ドリンク (1D) チケットが付いてきます。バーでチケットを渡すと、ハイボールでもジンジャエールでも好きなのと交換できる。

そこから追加で何杯飲むかが個人差。自分は普段、ハイボール 2 杯くらいで止めます。1 杯 600〜800 円。

合計すると、ドア 3,000 + 追加ドリンク 1,500 + 帰りのタクシー 1,500 = だいたい 6,000 円が現実的なライン。海外 DJ ゲストとか週末ピークの大箱だと、これが 1.5 倍くらいになる夜もあります。

詳しくは 料金とお金の話 でだらだら書きました。1D W / WO の表記の意味とかも別記事 (1D の読み方) で。

服装は、動けて、汗かいてもいい格好

ドレスコードが明示されてなければ、普段着で全然 OK です。やめといた方がいいのは、

くらい。ヒールでも入れるけど、4 時間立ちっぱで踊ること考えると、フラットかスニーカーの方が翌日のためにも良いです。

冬は上着問題があるんですが、ほとんどの小箱にはハンガーラックかコインロッカーがあるので、入ってすぐ預けてください。詳しくは 荷物・コインロッカーの話 で書いてます。

夜のジャンルで服装の傾向が違うのは、行きはじめると分かってきます。テクノ系は黒多め、ハウスはドレッシー寄り、アニソン系はだいぶ自由、みたいな。

入店してからフロアに着くまで

ドアでお金払って、ID を見せて (20 歳未満は入れません)、1D チケットをもらって、ロッカーに荷物突っ込んで、トイレの場所だけ確認して、バーで最初の一杯。これを 5 分くらいでやります。

そこから、フロアの後方か脇に立って、音と光に目と耳を慣らす。最初の 10 分はみんなこれしてます。いきなりブースの真正面に行く必要は無いです。

ブースに過剰に近づくのは、シーンの中で好まれない動きです。自分のペースで、フロアの後ろから前に滲み出ていく感じが自然です。

帰り方は先に決めておく

これだけ先に決めとくと、夜が楽になります。

終電 (大体 0:30 前後) に乗って帰るパターン、始発 (4:30〜5:00) まで残るパターン、その中間でタクシーや配車アプリで帰るパターンの 3 択。

一番ダメなのが「決めてないで 1:30 になってフロアでぼーっと考える」やつ。終電は逃した、タクシーは高い、始発は遠い、ってなって気分が下がります。

家を出る時に「今日は始発まで」「今日は終電前」って決めとくだけで、お酒のペースもフロアでの動きも変わります。

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ここまで読んだら、現場を見るのが早い

整理した内容は、フロアに立ってはじめて腑に落ちます。今夜の観測から近い時間・近い箱を選んでみてください。

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