FIELD NOTE ハウツー

オープニング時間に行ったら誰もいない問題

クラブのオープン直後に着いたらフロアに誰もいなかった時、それを失敗と思わなくていい話。むしろチャンス。

オープニング時間に行ったら誰もいない問題 — Pixabay
Photo by aykapog on Pixabay

「オープン 23:00」って書いてあったから 23 時ちょうどに行ったら、フロアに誰もいない、っていう経験、たまにあります。これ、失敗じゃないんです。むしろ大チャンス。

オープニング客は神様、っていうのは本当の話

これ、シーン内側からの目線として伝えたいんですが、

オープン直後に来てくれる客は、オーガナイザーと DJ から見たら本当に神様 です。

なぜかというと、

最初の 30 分くらいフロアが空っぽだと、後から入ってくる客が「あれ、誰もいないな」って引き返したり、入口で躊躇したりするから。

オープニング客がフロアに 5〜10 人立ってるだけで、その後の客が入りやすくなる。

つまり、夜のスタートを支える、めちゃくちゃ大事な存在 なんです。

DJ と仲良くなる絶好のタイミング

オープン直後のフロアって、DJ ブースに余裕があります。客が少ないので、DJ が客一人ひとりを見れる時間帯。

このタイミングで:

ブースの近くに行って「最初のセットすごく良かったです」って一言。

オーガナイザーがフロアにいたら「はじめて来ました」って挨拶。

バーで一杯目を頼みながら、バーテンと軽く話す。

これだけで、その夜の中の人達があなたを覚えてくれる確率が圧倒的に上がります。

ピーク時 (深夜 2 時) に同じことをしようとしても、DJ も忙しいし、オーガナイザーは他の客対応で動き回ってる。話せる時間はオープン直後だけ、っていう小箱がほとんど。

気まずさ、最初の 15 分だけ

「誰もいないフロアに一人で立ってるの気まずい」っていう感覚は、確かにあります。

でも、その気まずさは最初の 15〜20 分だけ。23:00 オープンの夜なら、23:30 にはぽつぽつ人が入ってきて、24:00 には 20 人くらいになる。

その「フロアが少しずつ埋まっていく過程」を観察するのが、シーン慣れしてる人にとっては実は楽しい時間。

23:00 にバーで一杯目をゆっくり飲みながら、入ってくる客を眺める。誰が誰の知り合いか、どのグループがどの音に反応するか、フロアが温まる過程の全体が見える。

ピーク時に来てもこの全体感は見えない。

オープニング DJ のセットも侮れない

23:00 オープンの夜って、最初の 1〜2 時間はオープニング DJ かレジデント DJ がプレイしてる時間帯。

これ、ゲスト DJ のピーク時間より、実は深い選曲が聴ける場合があります。

客が少ない分、DJ が自由に選曲できる。

その夜の流れを作るための、ゆるやかな BPM の曲。

ピーク時には流せないニッチな曲も、オープニングなら流せる。

「ゲスト DJ だけ聴いて帰る」のじゃなくて、オープニングから入ってその夜全体の流れを聴く方が、夜の編集として濃いです。

「神客」になるコツ

オープニングに来る習慣がつくと、シーンの中で「あの人 23 時に来てくれる人だよね」って認識されるようになります。

これは長期的にシーンに居続けるなら、すごく有効なポジション取り。

毎回じゃなくていい。月 1〜2 回、好きなオーガナイザーの夜のオープン時間に行く。それだけで、半年後にはシーンの中で顔が認識されてる状態になる。

ぼっち問題 も、オープニング客になることで自然に解消されることが多い。

次に読むなら

ARTICLE END / NEXT

ここまで読んだら、現場を見るのが早い

整理した内容は、フロアに立ってはじめて腑に落ちます。今夜の観測から近い時間・近い箱を選んでみてください。

今夜のイベント一覧 →