「クラブの音、大きすぎてつらい」っていう話、めちゃくちゃ聞きます。耳がキンキンする、翌日まで耳鳴り、こめかみ痛い、みたいな。でもこれ、耳栓 1 つで解決します。しかも今のシーンだと、耳栓してる人は全然珍しくない。
DJ 自身が耳栓してる時代
これあんまり知られてないんですが、最近の DJ 自身が耳栓を着けてプレイしてること、けっこう普通です。フロアで長時間立ってるレジデント DJ とかは、自分の聴覚を長持ちさせるために耳栓常用してる人が多い。
なので「耳栓してたらダサい」みたいな空気は、東京のローカル DJ シーンではもうほとんど無いです。むしろ「耳栓してる = シーン長く居る人」みたいなシグナルになる場面すらある。
長期的な難聴リスクを下げる選択でもあって、シーンに居続けたいなら早めに耳栓導入する方が、ぜんぜん健全です。
耳栓の種類、最初の 1 枚
ドラッグストアやホームセンターで売ってる工事用ウレタンタイプは、遮音は強い (-30dB 以上) けど、音楽が完全に潰れます。低音も中音もぐちゃぐちゃに聞こえるので、これ着けてフロアにいても楽しくない。クラブ用には NG。
選ぶべきは「音楽用」って書いてあるやつ。-15dB から -25dB くらいの遮音量で、フィルタが入っていて周波数バランスを保ったまま音量だけ落としてくれる。
ブランドだと、Loop (オランダ、シンプル) と Eargasm (アメリカ、定番) と Etymotic (アメリカ、ER シリーズ) あたりが定番。Amazon で 2,000〜5,000 円。最初の 1 枚はここから選べば失敗しない。
長く使うならカスタムフィット (耳型取って作るやつ) もあるけど、初期費用 2〜3 万くらいかかるので、まず汎用品から。
ノイキャンイヤホンで代替できる?
「ノイズキャンセリング機能あるイヤホンで代用できない?」っていう質問、よく出ます。
結論、ほぼ無理。理由 3 つ:
クラブの低音圧 (体に来るやつ) は、Bluetooth NC イヤホンの遮断レンジを超えてる。そもそも消せてない。
NC イヤホンは小さくて、踊ると外れる。落として踏まれて壊れる、みたいなのが頻発する。
クラブで音楽再生してる文脈が無い。DJ の音を聴きに来てるのに、自分のイヤホンで何を流す?
実用性で耳栓が圧勝。
装着のコツ
耳栓って意外に装着難しい。コツは:
入店してフロアに入る前に、バーかロッカー前で装着しちゃう。フロアの暗い中まさぐると落とす。
最初は片耳だけから入れて、徐々に両耳。いきなり両耳だと、急に耳が詰まった感じで違和感あります。
紐付きを買う。トイレや会話で外す時、ポケットに直入れすると失くす。
ケースは絶対に持ち歩く。ポケットの中で潰れる、汚れる、片方なくす、これがあるある。
それでも耳がキンキンする時
帰宅後に耳鳴りが続く、耳が詰まった感じが取れない、みたいな時は、翌日 1 日は大音量を避けて静かに過ごす。それで治まることが多いです。
何日も続く、痛みがある、聞こえが悪い気がする、っていう時は、迷わず耳鼻科行ってください。本記事は医療助言じゃないので。